ダイエットに筋トレは効果なし

ダイエットを筋トレだけで成功させようとする考え方は、残念ながら甘すぎると言わざるを得ません。

何を持って「ダイエットの成功」というのかは人それぞれですが、それが体重を減らすという意味なら筋トレだけを頑張っても成功させることは難しいでしょう。

筋肉を鍛えることによってダイエット効果を多少高められるのは否定しませんが、筋肉を大きくするだけでは体感できるほど体重を減らすことができないのです。

その理由は、筋トレで筋肉を1キロ増やした場合に増える基礎代謝が、13kcal程度に過ぎないからです。

筋トレを必死に頑張って筋肉を10キロ増やせば基礎代謝が130kcal増えると思うかもしれませんが、一般人が1年間に増やせる筋肉量は2.5キロくらいです。

そのようなわけで、たとえ筋トレをしていても、食事制限をないがしろにしていいというわけではありません。

また、筋トレを行う時に消費するカロリーも少ないです。

例えば、腹筋や腕立て伏せを50回行ったとしても、消費されるカロリーというのは微々たるものでしかありません。

人によって消費されるカロリーは違いますので一概には言えませんが、筋トレ全般の1時間当たりの消費カロリーは500kcal程度です。

しかし、腹筋50回の実質的な運動時間は1分程度、腕立て伏せも同じくらいの所要時間です。腹筋や腕立て伏せを50回行っても8.3kcalしか消費しないわけです。

さらに、筋トレには有酸素運動にはない欠点があります。

それは、筋トレが体脂肪よりもむしろ体のブドウ糖を消費しやすい運動であることです。

お腹がすいたと感じる体のメカニズムは、脳がブドウ糖不足に陥ることです。

つまり、筋トレで体のブドウ糖を消費すれば、脳がよりたくさんの食べ物を欲しがるようになるのです。

そうなってしまうと消費カロリーを増やすために行っている筋トレが、逆に食べ物をたくさん食べてしまいたいという衝動に追いやってしまいます。

言い換えれば、筋トレによって逆に太ってしまう危険性があるということです。

筋トレよりもむしろ、食事制限に集中して摂取カロリーを減らす努力をした方がダイエットの効率は良いです。

痩せたいのなら筋トレはほどほどに行い、食事制限をダイエットの主体としてください。

食事制限は基本的に、ご飯を食べる量を毎日少しずつ減らすのが最適です。そうすれば摂取カロリーを無理なく減らすことができ、徐々に痩せていきます。

しかし、基礎代謝が低下している時など、食事制限だけでは体重が落ちないこともあるでしょう。そんな時は、食事制限に加えて酵素ダイエットも取り入れるとよいでしょう。

酵素を補うと基礎代謝が上がり、痩せやすい体を築けます。