運動器具で痩せるのは難しい

運動器具で現在人気なものといえば、ワンダーコアやSIXPAD。また、バランスボールは自宅で手軽にエクササイズできる運動器具としてよく知られています。

運動器具は筋トレ用として使用するものもありますが、最も多い使用目的はダイエットの運動を自宅で手軽に行うため、といったところでしょう。

しかし、ただ運動器具を使ってエクササイズさえ行っていれば、ダイエットに効果をもたらすのでしょうか。

最初に答えを言ってしまえば、「いいえ」です。

実際のところ、ダイエットをするにあたって運動器具を使用する必要はありませんし、運動器具は期待するほどのダイエット効果をもたらさない、というのが現実です。

筋肉を付けてメリハリボディーを目指すなら、運動器具が役に立つ場面はあるでしょう。

しかし、脂肪を落として細くスリムな体を目指すことが最大の目的なら、運動器具はほとんど役には立ちません。

運動器具の最大の欠点は、消費カロリーの少なさです。むしろ、運動器具の欠点と言うより、運動全般に言える欠点です。

はっきり言ってしまえば、ダイエットは運動で痩せようとするよりも、食事制限で痩せようとする方が楽だし結果も早く出ます。

例えば、腹筋器具の消費カロリーについて考えてみます。

腹筋器具を使って腹筋するのと、器具を使わずに腹筋をするのを比べれば、使わずに腹筋する方が消費カロリーは多いです。

なぜなら、腹筋器具は初心者が腹筋を楽に行えるようにするための器具だからです。言い換えれば、腹筋が苦手な人が腹筋を無理なくできるようにする補助器具です。

いくら腹筋器具の負荷を最大に上げて腹筋を行ったとしても、器具を使用せずに腹筋をする方が運動負荷は強くなります。

「運動負荷が強い=消費カロリーが多い」というわけなので、器具を使用しない腹筋の方が消費カロリーが多くなります。

さて、腹筋の消費カロリーは、1時間当たりおよそ500kcalくらいでしょう。

しかし、腹筋を1時間ぶっ通しで行える人はいないのではないでしょうか。腹筋100回の所要時間はせいぜい1分40秒程度です。

消費カロリーにして、約13.9kcalです。

例えば、腹筋を100回行った後でおにぎりを1個(180kcal)食べてしまうと、100回行った分の消費カロリーは無駄になります。

13.9kcalを消費して180kcal摂取したら、結果的に166.1kcal分の体脂肪(約23g)が体に付いてしまうからです。

もし腹筋器具を使って腹筋を100回行った場合、単純に消費カロリーが半分になったと計算して、消費カロリーはおよそ7kcalです。

もちろん、何十分もかけて腹筋を数百回行えばカロリーも十分に消費できると思います。ジョギングやウォーキングのように、有酸素運動と考えて腹筋を行うのなら有意義です。

ゆえに、腹筋器具を使って痩せようと思うのなら、筋トレとしてでなく有酸素運動として軽い負荷で長時間行うのがダイエットには効果的です。

ただ、それでも(腹筋器具を使って有酸素運動的に30分腹筋を行ったとしても)消費カロリーはせいぜい100kcal~200kcalの間でしょう。

当然、運動後におにぎり1個を食べれば、運動のダイエット効果がゼロになるのは言うまでもありません。

従って、カロリーを消費するために運動器具を使うことは、ダイエットには大きな効果をもたらさないのです。

そのため、食事制限をしっかり行うことの方がダイエットにはより重要な要素です。運動よりも食事制限の方が簡単に痩せられるのです。

もし運動器具にお金をかけようと考えているのなら、むしろ酵素ドリンクにお金をかけた方が効率的に痩せられます。

酵素ドリンクは酵素ダイエットをするためのものですが、酵素ダイエットのメリットはカロリー制限をしながら基礎代謝を温存する(基礎代謝を上げる)ことです。

食事制限をすれば普通は基礎代謝が低下しますが、酵素ドリンクを飲むことで基礎代謝の低下を緩和させることができます。

食事制限のデメリットは基礎代謝を低下させること(痩せにくい体になってしまうこと)なので、酵素ダイエットは食事制限のデメリットを解決する有効な手段になります。

単純に筋肉を付けたいのなら運動器具の方が目的に合っていますが、体脂肪を効率的に落とそうと考えているのなら食事制限+酵素ドリンク(=酵素ダイエット)の方が優れています。