便秘の原因と4つの便秘解消方法

便秘には原因が複数あり、複数の原因があわさることで便秘を招いています。よって、便秘を解消させるためには原因の1つ1つに対処していく必要があります。

便秘を招く4つの原因とその原因に沿った便秘解消方法を解説します。

朝食を抜くと便秘になりやすい

朝食を抜く食生活は便秘の原因の1つとなり得ます。なぜなら、朝食を食べることが排便を促すような体のしくみがあるからです。

朝にすっきり出したいと願うのなら、毎朝何かを口に入れるようにすると便秘が改善するかもしれません。

朝食に限らず、食事をすると排便が起こりやすいという体のしくみ(=胃・大腸反射)があります。また、胃・大腸反射は朝食後に起こりやすいという特徴があります。

朝食を食べることが便秘の改善には効果が大きいということです。

排便を我慢すると便秘になる

頑固な便秘は排便を我慢する習慣から始まった可能性があります。便意をもよおした時に排便を我慢すると、便が出にくくなるという体のしくみがあるからです。

仕事中など抜けられない状況で急に便意をもよおした。こんな時に我慢することが多かったのではないでしょうか。

排便が可能なタイミングで便意をもよおすように仕向けるとよいでしょう。早起きして朝食を食べて、朝しっかり便を出してから仕事へ行くような対策です。

便が硬くて出にくい

大腸内の便が水をあまり含まず、硬いと便が出にくくなります。便が硬くなる原因の1つは、水溶性食物繊維またはオリゴ糖の摂取量が足りないことです。

食物繊維には水溶性食物繊維(水に溶ける食物繊維)と、不溶性食物繊維(水に溶けない食物繊維)の2種類があります。

水溶性食物繊維は、例えばりんごや柑橘類に含まれるペクチンです。しかし、水溶性食物繊維を含む食品は少ないので摂取が難しい栄養素の1つです。(りんごや柑橘類も少量しか含んでいない)

オリゴ糖は水溶性食物繊維そのものなので、オリゴ糖を補って便を柔らかくするのが現実的な方法です。

不溶性食物繊維は便のカサを増やすので便秘の改善には少なからず効果がありますが、水溶性食物繊維ほど大きな効果はありません。

水分を含むことができず、便を柔らかくしない繊維だからです。

腸内環境が悪化している

腸内環境の悪化はダイレクトに便秘へと結びつきます。スッキリ排便を行うには腸が活発に動いている必要がありますが、腸内環境が悪化すると腸の動きが鈍くなります。

腸内には悪玉菌と善玉菌(乳酸菌。ビフィズス菌も乳酸菌の一種)が生息しています。

腸内に悪玉菌が多い状態が腸内環境の悪化であり、便秘や便が臭い原因であったり、大腸がんになりやすかったり、免疫力を低下させたり、よいことは1つもありません。

悪玉菌の数を減らす効果を持つのが、乳酸菌(腸内善玉菌)です。乳酸菌は繁殖する時に酸性の成分(短鎖脂肪酸)を生産します。

悪玉菌は酸性の環境に耐えられないので、善玉菌が増えて腸内環境が酸性に傾くほど悪玉菌が減っていくのです。

腸内環境を整えるにはオリゴ糖や酵素ドリンクが効果的です。

オリゴ糖は腸内で乳酸菌のエサとなることで、腸内の乳酸菌の繁殖を助けます。

酵素ドリンクは乳酸菌とその生産物(酸性の成分=短鎖脂肪酸)が溶け込んでいるので、酵素ドリンクを飲むことで乳酸菌とその生産物を直接補えます。

ベルタ酵素のようなオリゴ糖が配合された酵素ドリンクもあります。酵素ドリンクを飲むだけでオリゴ糖も同時に補えるので便秘の解消には効果が大きいです。