便秘はヨーグルトで改善しない

ヨーグルトには便秘を改善する効果が本当にあるのでしょうか。便秘にはヨーグルトが良いと言われて食べてみたけど効果がなかった・・・。

ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれていて便秘にすごい効果があるように言われていますが、実はヨーグルトには便秘を改善させる効果があまりないのです。

ヨーグルトの乳酸菌には効果がある

ヨーグルトには乳酸菌が含まれていて、乳酸菌には確かに便秘を改善させる効果があります。正確に言うと、乳酸菌が作り出す生産物に便秘を改善させる効果があります。

ヨーグルトの味は酸っぱいのですが、この酸っぱい成分が腸内環境を改善させることで便秘の改善に役立ちます。

便秘の原因は腸内環境の悪化であり、腸内環境が悪化する原因は腸内悪玉菌が繁殖し過ぎることです。この腸内悪玉菌は酸性の環境に弱いです。

ヨーグルトを食べるとその酸っぱい成分が大腸へ届き、大腸の中を酸性の環境に変えます。これによって腸内悪玉菌が減るから便秘が改善するのです。

なぜ便秘が改善しない?

それでは、実際にヨーグルトを食べても便秘が改善しない理由は何なのでしょうか。

実はヨーグルトには腸内悪玉菌のエサとなる成分が含まれています。それは乳脂肪です。乳脂肪は体に悪いイメージのある、霜降り牛の脂身と同じ成分です。

動物性脂肪の摂取が多いと動脈硬化になりやすかったり、大腸がんになりやすかったりと健康に対してマイナスの影響を与えます。

例えば動物性脂肪を摂取すると大腸がんになりやすい理由は、大腸内の悪玉菌が動物性脂肪を好むので、腸内悪玉菌が繁殖して腸内環境が悪化するからです。

乳脂肪にも全く同じことが言えます。

ヨーグルトの場合はかろうじて腸内環境を整える成分(乳酸菌が作り出す酸っぱい成分)も同時に含まれているため、マイナスの影響(乳脂肪)を打ち消す効果も有しています。

要は、ヨーグルトの腸内環境に対するプラスの影響(乳酸菌)とマイナスの影響(乳脂肪)が対抗するように作用し、かろうじて整腸作用をもたらす場合があるのです。

牛乳の場合は乳酸菌が含まれていないので、乳脂肪という腸内環境を悪化させるマイナスの影響しかありません。

便秘の改善に本当に役立つものは、食物繊維やオリゴ糖、酵素ドリンクなどです。