妊娠中の便秘の原因と解消方法

なぜ妊娠すると便秘になりやすいのでしょうか。また、妊娠中は便秘薬を飲んでも胎児に影響を与えないのでしょうか。

妊娠中に便秘になりやすい理由と、妊娠中でも安全に便秘を解消させる方法を解説します。

妊娠すると便秘になる理由

便秘でなかったのに妊娠してから便秘になってしまった…。このような人は実際に多いです。なぜ妊娠すると便秘になる人が多いのでしょうか。

1つの理由はホルモンバランスの変化です。妊娠すると分泌されるプロゲステロンというホルモンに腸の蠕動運動(便を出そうとする動き)を抑制させる作用があるからです。

また、ホルモンバランスによる精神状態の変化という影響もあります。精神状態の変化がストレスを生みやすくさせるからです。

ストレスは便秘の原因になります。ストレスが腸内環境を悪化させ、結果的に便秘になるわけです。

別の理由として考えられることは、つわりで野菜など食物繊維が豊富な食品を摂取できない、などの食生活の変化です。

食物繊維は便のカサを増して(便の量を増やして)便を出しやすくしますが、食物繊維が足りていないと便のカサが増えないので便が出にくくなるというわけです。

妊娠中は便秘薬を飲んだらダメ?

最低でも妊娠16週目までは便秘薬を飲まない方がよいでしょう。なぜなら、便秘薬の影響で奇形児が生まれる可能性が生じるからです。

例えば便秘薬のアローゼンは胎児が奇形になる可能性が指摘されています。

どうしても便秘薬を飲みたい場合、産婦人科でしっかり確認してからにしましょう。

安全な妊娠中の便秘解消方法

妊娠中でも安全に便秘を解消させるには、オリゴ糖や酵素ドリンクを摂取するとよいでしょう。どちらも自然な食品なので胎児への影響を考えることなく便秘を解消できます。

つわりで野菜や食物繊維が食べられない時には、特にこれらの食品が便秘解消に役立ちます。

オリゴ糖を摂取すると消化されずに大腸へストレートに届き、腸内善玉菌(乳酸菌)のエサになります。

乳酸菌が増殖する時に短鎖脂肪酸(酸性の成分)を生成し、酸性の環境が苦手な腸内悪玉菌の数が減ります。それによって腸内環境が改善し、便秘が改善するわけです。

酵素ドリンクにも同様の効果があります。酵素ドリンクは製造する時に発酵の過程を経て、その時に乳酸菌が増殖して短鎖脂肪酸を生成します。

酵素ドリンクには乳酸菌と短鎖脂肪酸が溶け込んでいるので、便秘の改善に役立ちます。

また、ベルタ酵素のようなオリゴ糖配合の酵素ドリンクを摂取した場合、オリゴ糖と酵素ドリンクを同時に摂取したのと同じだけの便秘改善効果があります。

それぞれ単独で摂取するよりも相乗効果を生み、便秘改善により大きな力を発揮するわけです。