産後の腹筋はお腹の引き締めに効果がない?

産後に腹筋をしても、お腹の引き締めにはあまり効果を実感できないでしょう。なぜなら、お腹を引き締めるには腹筋だけでは不十分だからです。

お腹の引き締めに不可欠な要素であり、さらに腹筋よりも重要なことがあります。それは、お腹の脂肪を燃焼させて減らすことです。

実は、腹筋には考えられているほどお腹の脂肪を減らす効果はありません。そのため、腹筋を毎日100回してもお腹の引き締めには役に立たないでしょう。

腹筋を割るということ

女性なので割れた腹筋を手に入れたいと思う人は稀だと思いますが、お腹の引き締めを達成するためのメカニズムとして「腹筋を割る」という状態を考えてみたいと思います。

腹筋が割れるためには2つの条件が必要であり、その1つは腹筋の筋肉が発達することです。しかし、腹筋の筋肉を発達させただけで腹筋が割れることはありません。

腹筋を割るためにはもう1つの条件が必要です。それは、お腹の脂肪を減らすことです。

お腹の脂肪が減っていない状態では、どれだけ腹筋が鍛え上げられていたとしても絶対に腹筋が割れることはありません。

それは筋肉の塊りでもあり、脂肪の塊りでもあるお相撲さんのお腹を見れば明白です。

お相撲さんは脂肪だらけの体だと勘違いする人が多いですが、お相撲さんほど筋肉隆々な人はいません。

体中が筋肉だらけだけど、その筋肉の上に脂肪が乗っかっているから筋肉が表面上は見えていないのです。

話を産後のお腹の引き締めに戻すと、お腹に脂肪がたっぷり付いている状態を改善しないままで腹筋を毎日100回したとしても、脂肪の下にある筋肉が発達していくだけの話です。

腹筋の筋肉がどれだけ鍛え上げられても、その上に脂肪が乗っかっている状態は変わらないのでお腹は全く引き締まってきません。

では、腹筋にはお腹の脂肪を燃焼させる(お腹の脂肪を減らす)効果はあるのでしょうか?

腹筋の消費カロリーは少ない

実は腹筋の消費カロリーは想像している以上に少ないです。

平均的な筋トレの消費カロリーが1時間当たり500kcalくらいですが、腹筋も体重によって1時間当たり400~500kcalくらいの消費カロリーがあります。(休みなく続けた場合)

腹筋を(休みなく全力で)100回やるとすれば、所要時間はおよそ2分くらいです。

とすれば、腹筋100回の消費カロリーは13~16kcalです。腹筋を100回することにより、体脂肪を2gくらい減らすことは可能でしょう。

腹筋を50回すれば体脂肪は1gくらい減りますが、1g減ったところで体の見た目は全く変化しません。お腹の引き締め効果も皆無です。

どうやってお腹を引き締める?

お腹を引き締めるためには、腹筋を鍛える以上にお腹の脂肪を減らす必要があります。

そして、お腹の脂肪を減らすためには摂取するカロリーを減らすか(食事制限)、消費するカロリーを増やすか(運動)、体の代謝を上げることが必要です。

体の代謝量が増えれば消費カロリーが増えるので、お腹の脂肪も減っていきます。

産後すぐは授乳があるため、大胆な食事制限を行うダイエットは避けなければなりません。

そうなると運動か代謝を上げる必要がありますが、運動が難しい人も多いはずです。産後は育児のため外出して運動するどころではないからです。

消去法でいくと、産後ダイエットは代謝を上げる方法がベストになります。

酵素ダイエットは代謝を上げる効果的な方法の1つです。

産後は妊娠と出産の疲労により体の代謝酵素が減るので太りやすくなりますが、酵素ダイエットで代謝酵素を補うことで痩せやすい体になります。