痩せる運動と痩せない運動の違い

痩せる運動の共通点は有酸素運動だということです。また、有酸素運動の中でも最も痩せる運動に該当するのが水泳です。

ジョギングも痩せますが、水泳の方がメリットが大きいです。

また、痩せない運動はストレッチやヨガ、筋トレなどが該当します。

水泳やジョギング、ストレッチ、ヨガ、筋トレを例に挙げながら、痩せる運動と痩せない運動の違いを解説します。

水泳が痩せる運動である理由

水泳は一番痩せる運動と言っても過言ではありませんが、その理由は消費カロリーが多いことと体の引き締め効果が高いことにあります。

基本的に運動で痩せる理由はカロリーを消費するからです。その点、水泳は最もカロリー消費量が多い運動の1つです。

体重60キロの人が水泳を30分行った場合の消費カロリーは次の通りです。

・クロール(速いペース)…315kcal
・クロール(ゆっくりペース)…220kcal
・バタフライ…315kcal
・平泳ぎ…283kcal
・背泳…189kcal

対比するためにジョギングの消費カロリーを記載すると、

・ジョギング…157kcal

ジョギングを30分やるとなると、足腰にも負担をかけるし運動的にも楽しくないので続けにくいと思います。それでも消費カロリーは157kcalです。

これに対して、クロールのゆっくりペース(220kcal)や平泳ぎ(283kcal)の方が運動的に楽しくて続けやすいと思いますし、さらに消費カロリーもジョギングを上回っています。

水泳が痩せる運動として優れている点は、全身の筋肉をまんべんなく鍛えられるので見た目がモデル体型のような痩せ方ができることです。

ジョギングの場合は足腰中心に鍛える運動なので、体脂肪は落ちるけど筋肉の鍛えられ方も下半身が中心となります。

体を綺麗に見せる痩せ方(モデル体型のような痩せ方)は、体脂肪を落とすと同時に体全体に適度な筋肉を付けるような痩せ方です。

クロールにしろ平泳ぎにしろ、手も足も背筋も腹筋も全部使う運動です。全身の全てを使う運動だから、とにかく痩せた後の体型がとても綺麗になります。

もちろんジョギングの方が好きだったり続けやすいのなら、ジョギングで全く問題はありません。ジョギングも普通にカロリーを消費できる運動だからです。

ストレッチやヨガが痩せない理由

ストレッチもヨガも消費カロリーがとにかく少ないので、上に書いた水泳やジョギングほど痩せることはできません。消費カロリーが少ないと体脂肪がほとんど落ちないのです。

参考までに30分行った場合の消費カロリーを掲載すると、

・ストレッチ…47kcal
・ヨガ…47kcal

どちらもジョギングの3分の1にも満たない消費カロリーです。正確に計算するとジョギングの3.34分の1の消費カロリーです。

ジョギングを30分して落ちる体脂肪の量と、ストレッチやヨガを100分して落ちる体脂肪の量が全く同じというわけです。

クロールや平泳ぎなら、同じ体脂肪を落とすのに30分も必要ありません。平泳ぎの場合なら15分で同じだけ(ストレッチ100分)の体脂肪が落ちます。

筋トレが痩せない運動なのは?

筋トレもほとんど痩せない運動に分類されますが、世間一般では筋トレが基礎代謝を上げる効果的な運動であり、ダイエットと言えば筋トレを連想する人も多いです。

筋トレが痩せない運動である理由は、1つが消費カロリーが少ないことで、もう1つが世間で言われているほど基礎代謝が上がらないことです。

筋トレ全般の30分当たりの消費カロリーは250kcal程度です。ただし、筋トレを休むことなく30分延々と続けた場合の消費カロリーになります。

筋トレは例えば、1セット10回を休憩を入れながら3セット行う、というような運動方法です。休憩時間を取り除いた実質的な運動時間はほんのわずかです。

仮に実質的な運動時間が合計で5分だったとして、消費カロリーは41kcalです。せいぜいストレッチやヨガと同じくらいの消費カロリーしか見込めません。

また、一般人が筋トレを1年間続けて増える基礎代謝の量は、1日当たり約33kcalです。1年間も続けるには相当な根性が必要です。

もし3ヶ月で筋トレを投げ出した場合、基礎代謝は8kcalくらい増えます。筋トレをやめると筋肉はまた減っていくので、1ヶ月もすると基礎代謝は筋トレをやる前と同じになります。

筋トレは痩せるイメージとは異なり、面倒なだけでほとんど痩せない運動なのです。筋トレをやるなら断然、水泳の方がおすすめです。