むくみをサプリで改善…が無駄な理由

むくみの改善をサプリに頼ろうという考え方は、かなり無駄なことです。なぜなら、サプリの効果は一時的なものでしかないからです。

根本的なむくみの原因を取り除かない限り、完全にむくみを解消させることはできません。

むくみが起こるしくみ

なぜむくみが発生するのかと言うと、血液中の水分が流れずに停滞するからです。

体を構成する各細胞への水分供給は血管と血液が行っています。

毛細血管を通じて血液中の水分が体の各部位の細胞に行き渡り、その後、細胞が不要になった水分は90%が静脈へ戻り、10%はリンパ管へ戻ります。

しかし、本来戻るはずの水分が静脈などへ戻らず停滞すると、むくみが起こります。

サプリでむくみが改善するしくみ

まず、むくみに効くサプリの成分はメリロートです。

このメリロートという成分(有効成分=クマリン)には、血液を固まりにくくするような作用があります。この作用が血流を改善させます。

血流が改善することで停滞した水分が静脈へ戻りやすくなり、むくみが改善するわけです。

サプリの効果は持続しない

サプリでむくみを一時的に改善しても、その効果は持続しません。サプリを飲まないでいると、再びむくみに悩まされることになります。

サプリのむくみを改善する効果が一時的でしかないのは、サプリが根本的なむくみの原因を取り除くわけではないからです。

むくみの原因は主に塩分の過剰摂取です。

塩分を過剰摂取すると、細胞間質液(細胞と細胞の間にある水分)と血液の圧力バランスが崩れます。これが、組織に水分が停滞してむくみを引き起こす根本的な原因です。

しかし、サプリを飲んでも体内の塩分量が減るわけではありません。

サプリで一時的に血流を促進して無理やり停滞した水分を流しても、サプリの効果(血流の促進効果)が切れた時点でまた組織に水分が停滞し始めます。

むくみの原因(塩分の過剰摂取)を改善せず、サプリを飲んでその場しのぎをしていても意味がないわけです。

メリロートは副作用がある

メリロートはむくみを改善させるサプリとして有名ですが、それと同時に深刻な副作用があることでも有名です。

国民生活センターに健康被害の相談が寄せられ、厚生労働省でも健康被害事例が公表されています。(20代及び30代の女性が肝機能値の上昇で入院)

メリロートの有効成分であるクマリンは、医薬品としても使用されている成分です。しかし、医薬品を標ぼうしなければサプリとして販売できます。

問題点は、市販のサプリのクマリン含有量が、医薬品の摂取量を超えている製品があることです。これがクマリンの過剰摂取を原因とした副作用(肝機能障害)につながっています。