激やせの怖い原因

激やせは芸能ニュースでもよく耳にしたりしますが、あれをうらやましいと思ってみているあなた!または、自分が実際に激やせして喜んでいるあなた!

本当に激やせはダイエットに成功したからなのか、その裏側に潜む様々な病気との関係についても今回は説明していきます。

まずは病気から見ていきましょう。

体重が落ちる、つまり食べたものの消化吸収がされていないということは、まず一つに消化器官系の病気があります。胃がんや慢性膵臓炎、潰瘍性大腸炎、クローン病などです。

胃がんはその名の通り、胃の内壁が何らかの原因でがん細胞になった状態ですが、相当進行していても自覚症状がそんなに出ないこともあります。

これはピロリ菌の感染や食生活によるものが多いそうです。

慢性膵臓炎では長期にわたり膵臓に炎症が繰り返し起こり、ついには機能しなくなってしまいます。これは腹痛、背部痛、脂肪便などの症状が表れます。

膵臓は食べ物を食べると膵液を出し、消化を助ける役割があるので、慢性膵炎では激やせすることがあるのですね。

ちなみに、原因のトップは長年のアルコールの摂りすぎ、だそうですよ。

クローン病は若者に多く、口から肛門に至るまであらゆる消化器官に炎症が起こる原因不明の難病です。

消化器官に異常がないとしたら、次に疑われるのは糖尿病か甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、COPDです。

糖尿病が進行した場合、食べ物から本来体に吸収されるはずのブドウ糖の吸収ができなくなります。

よって、体はエネルギーを作るのに必死になってたんぱく質や脂質を消化し始め、ブドウ糖は体を素通りして排出されてしまうため、どんどん痩せていくことになります。

糖尿病の原因は、後天的なものでは肥満や運動不足、食べ過ぎやストレス等、日常生活によるものが大きいのはご存じですよね。

一方、甲状腺機能亢進症は遺伝によるものも多いのですが、甲状腺ホルモンが過剰になり全身の代謝が更新する病気です。

食べても太らない、体温が上がり汗をかく、興奮状態の持続、疲れやすくなり動悸息切れが激しくなる等の症状も伴います。

COPDは主にたばこの吸いすぎなどで肺がうまく機能しなくなり、酸素が十分に取り込めなくなることから内臓機能が低下し、栄養も摂りこめなくて痩せる病気です。

病気でなくても、急激なダイエットは栄養不足に陥りやすく、肝臓や心臓など内臓にも負担をかけます。

また、皮膚のたるみの原因や、アンモニア臭やケトン体による体臭がひどくなる、といったデメリットもありますし、精神的にもつらくてそのあとリバウンドしてしまうということもよくあります。

激やせの危険について、もう一度考えていてください。