炭水化物ダイエットを正しく行うには

炭水化物ダイエットには賛否両論あります。もともと炭水化物は三大栄養素の一つであり、たんぱく質が体をつくり、ビタミン・ミネラルが体の調節をします。

炭水化物には体のエネルギーとなる、という立派なお役目があるわけです。ですのであなたもこの記事を読んで、炭水化物ダイエットについて考え直してほしいと思います。

まず、日常の摂取カロリーの50~70%は炭水化物であるご飯や麺類、パン、芋類、お菓子などからきています。

だから、炭水化物抜きダイエットは摂取カロリーを簡単に抑えることができて、体重の減少につながりやすいことから、これほどまでに広まったのだと思います。

しかし、本当にこんな食事の半分以上を占める炭水化物を抜いてしまっていいのでしょうか?

炭水化物不足になると、まず脳の唯一の栄養源であるブドウ糖が不足します。脳は小さいながらも、基礎代謝全体では19%ものカロリーを消費しているんですよ。

これは脳が常にブドウ糖を消費しないといけないことを意味し、つまり、脳にはブドウ糖がとっても大切なんです。

ブドウ糖不足により脳は正常な働きを失い、集中力に欠ける、無気力、イライラする。そして最悪の場合、命にかかわる意識朦朧という事態にもなりかねません。

さらに、体は脂肪を分解することでエネルギーを補おうとしますが、この時にケトン体といわれる物質が発生します。

これは口臭、汗、尿に混じり、特有のケトン臭という異臭を放ちます。

さらに、食事の大半を占めていた炭水化物に代わり、必然的にたんぱく質と脂肪の比率が増えるわけで、たんぱく質の摂取過剰は胃腸や腎臓に大きな負担をかけることになります。

また、脂肪はダイレクトに体脂肪へ蓄積される栄養素なので、脂肪の摂取比率が増えるほど太りやすくなります。

そこでお勧めするのは、炭水化物抜きではなく低炭水化物ダイエットです。

もちろん標準体重の人、体に問題のない人は健康的な普通の食事をすることが一番ですが、どうしても体重を減らす必要がある人はこの方法を試してみてください。

低炭水化物ダイエットといっても、炭水化物を摂らないようにするのは夕食やおやつだけです。

白米のかわりにこんにゃくを代用したり、朝食や昼食のお米や砂糖も白いものではなく、玄米やキビ砂糖などといった精製されていないものを代わりに摂ることもおすすめです。

夕食にご飯をあまり摂らないようにするため、結果、おかずの味付けを薄くしたり野菜を沢山使ったメニューになりがちだったりと健康的な食事を心がけることもできます。

塩分控えめなら、体のむくみも解消されて一石二鳥です。

これなら無理に炭水化物抜きダイエットを行って、健康を損ねるようなこともないですね。

間違っても、せっかくダイエットをしているのに自分の体に悪いことはしないようにしましょう。